プロが教える理想の肌色作り方!透明感を叶えるRgb数値と技術
イラスト制作において避けて通れないのが色彩理論の基礎だ。特にデジタル画面上で完璧に見えた肌色が、いざ印刷物や同人誌になった途端、くすんだ土色に変わってしまう悲劇は後を絶たない。
この現象は、ディスプレイが光の三原色で発色するRGBカラーモデルと、印刷インクの四原色で表現されるCMYKカラーモデルの色域(ガモット)の違いによって生じる。RGBでは眩しいほど鮮やかに発色する薄いピンクや蛍光オレンジも、CMYKでは表現できる限界を超えてしまい、強制的に彩度が落とされてしまうのだ。
印刷を前提とする場合、CMYK変換時の数値を最初から計算に入れておくのがプロの鉄則だ。基本肌色の目安は【C:0%, M:15%, Y:20%, K:0%】。シアン(C)とブラック(K)を極力ゼロに保ち、マゼンタ(M)とイエロー(Y)の比率を「3:4」程度に維持すると、印刷時にも濁らない美しい肌色が維持できる。