中川大輔が見せる俳優の真髄!モデルの枠を超えた表現力の真相
彼の名を世に知らしめた最初の契機は、集英社が手がける男性ファッション誌の金字塔『MEN'S NON-NO』の専属モデルオーディションだった。グランプリを獲得し、華々しくデビューを飾った当時から、その存在感にはどこか他のモデルとは一線を画す静かな知性が漂っていた。
長身を活かしたスタイリッシュな着こなしはもちろん、ファッションモデルとして培った「身体の見せ方」「空間における自らの立ち位置を測る感覚」は、後の芝居にも決定的な影響を与えている。服の魅力を最大限に引き出すためにミリ単位で角度を計算する客観的な視線。それが、カメラの前で自己を俯瞰する役者としての強固な土台となった。
さらに異彩を放っていたのが、同誌での漫画連載やイラスト執筆といったクリエイティブな活動だ。美術や建築を本格的に学んできたバックボーンが、ただ消費されるだけのアイコンにとどまらない骨太な個性を形成していった。