コムデギャルソンのバッグはなぜ買えない?青山限定の真相と最新定価

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ファッション好きの間で常に囁かれる「青山限定のバッグがどうしても買えない」という声。その中心にあるのが、日本を代表するラゲッジメーカーである吉田カバン(PORTER)の職人が手掛ける、通称「台形バッグ」や「青文字ボストン」と呼ばれるコレクションです。このアイテムが手に入らない最大の理由は、徹底したハンドメイドによる生産数の限界にあります。

工業製品のような大量生産は一切行われず、厚みのある上質な牛革を熟練のクラフトマンが一つひとつ手作業で縫製しています。革の選定から裁断、特徴的な台形のフォルムを構築する立体的な縫製まで、一切の妥協を許さない工程を経るため、月間に仕上がる個数は極めてわずかです。

さらに、コムデギャルソン 青山店のみでの店頭販売という徹底したブランディング戦略が希少性に拍車をかけています。電話での取り置きや通信販売は原則として行われておらず、オンラインストアでの展開もありません。店舗にいつ・どのサイズが何個入荷するかは店頭スタッフすら直前まで把握できないケースが多く、海外からの渡航客やコレクターも押し寄せるため、オープン直後に即完売するサイクルが定着しています。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。