ガッテン流猫背を治す方法!筋膜リリースと肩甲骨ストレッチ解説
かつて『ためしてガッテン』が姿勢改善の常識を覆した最大の理由は、「姿勢を正そうと背筋を張る努力こそが、かえって身体を固めている」という盲点を突いた点にあります。番組内で解説されたためしてガッテンの姿勢改善の理由は、姿勢を保持する筋肉そのものよりも、筋肉を何層にも覆っている「筋膜(Fascia)」の性質にアプローチしたことにありました。
長時間同じ前かがみ姿勢を続けていると、コラーゲン線維とエラスチン線維で構成される筋膜の水分が抜け、まるでセーターが縮むように癒着を起こします。この状態のまま無理に背筋を伸ばそうとしても、縮んだ筋膜が強力なゴムのように上半身を前側へ引っ張り戻してしまうのです。したがって、猫背改善における第一歩は筋トレではなく、癒着した筋膜を滑らかに解き放つ猫背の筋膜リリースのやり方を実践することにあります。
番組では、胸部前側の筋肉群である大胸筋・小胸筋の緊張を緩め、背中側で埋もれてしまった肩甲骨を本来の可動位置へ戻す重要性が強調されました。引っ張る力(前側の緊張)を解除して初めて、背骨は本来のS字カーブを取り戻すことができます。