なぜ「生理的に無理な顔」が存在するのか?最新脳科学が突く真相

なぜ「生理的に無理な顔」が存在するのか?最新脳科学が突く真相の疑問点について、専門知識を取りまとめてご紹介します。

日本心理学会をはじめとする国内外の研究機関でも、視覚シグナルがもたらす対人感情への影響についての議論が深まっている。行動心理学の視座によれば、人が他者の顔に対して抱く直感的な拒絶感は、過去のトラウマや不快な体験との「連想トラップ」によっても引き起こされるという。

幼少期に恐怖を与えた人物の目元、過去に自分を裏切った人物の輪郭や喋り方の癖。脳の記憶データバンクに格納されたネガティブな記憶が、目の前にいる人物の顔と無意識にリンクしたとき、脳は瞬時に警戒モードに入る。自分を守るためのプロテクト機能として「生理的な拒絶」という強力な感情を生成し、対象との物理的・心理的距離を置かせようとするのだ。つまり、その反応はあなた自身の心が発している警鐘に他ならない。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

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