携帯が熱くなる原因と安全な冷まし方|放置Ngな危険サインと最新対策

携帯が熱くなる原因と安全な冷まし方|放置Ngな危険サインと最新対策の総合ガイドをご紹介します。専門的な知識が詰まっています。

SNSや大手知恵袋などのコミュニティを調査すると、「配信中に端末が熱くなりカメラが強制終了した」「ナビアプリ使用中にスマホが熱くなって電源が落ちるトラブルに見舞われ道に迷った」といった悲鳴が後を絶ちません。街のスマートフォン修理専門店への取材でも、気温が上昇する季節には「発熱による起動不良」や「画面の浮き上がり」を訴える持ち込みが激増すると報告されています。

修理現場の技術者が口を揃えて警告するのが、バッテリー膨張と発火の危険性です。リチウムイオンバッテリーは高温状態(45℃以上)に長時間晒されると、電解液が分解されてガスが発生します。このガスによってバッテリーパックがパンパンに膨らみ、ディスプレイや背面パネルを内側から押し上げて隙間が生じる現象が起きます。

独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)の事故情報データによると、劣化したバッテリーに熱や外部圧力が加わったことによる発煙・発火事故は後を絶ちません。膨張したバッテリーは内部ショートの危険性が極めて高いため、針などで穴を開けてガスを抜こうとする行為は絶対に避け、速やかに使用を中止して専門業者に回収・修理を依頼しなければなりません。

前田 葵

前田 葵

サステナビリティ研究家

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。