1畳は何平米?不動産「1.62㎡基準」の真相と地域差の罠を徹底解剖

1畳は何平米?不動産「1.62㎡基準」の真相と地域差の罠を徹底解剖に関する疑問を徹底的にまとめました。最新データをご覧ください。

大手不動産仲介会社の現役担当者や、賃貸契約を経験したユーザーへの取材・コミュニティ調査を行うと、数字の先入観がもたらすリアルな失敗談が浮き彫りになります。

「地方都市の木造一戸建て(京間基準)で育ったため、都内の新築RCマンションの『6畳洋室』を内見なしで契約して愕然としました。幅200cmのセミダブルベッドを置いただけで、クローゼットの扉が半分しか開かなくなりました」(20代・IT企業勤務男性)

「間取り図上は『LDK 10帖』と記載されていたのですが、実際にはキッチンユニットの通路部分が約3帖分を占めており、リビングダイニングとして使えるスペースは実質7帖弱しかありませんでした。大きめのダイニングセットを買ってしまい、配置に苦労しました」(30代・共働き夫婦)

現場の宅地建物取引士は次のように証言します。「近年は都市部の建築コスト高騰に伴い、専有面積を抑えつつ部屋数を確保するため、居室を細分化する設計が増えています。『帖数』の数字だけで判断せず、内見時にメジャーを持参し、壁から壁までの有効寸法(内寸)を測ることがトラブルを防ぐ唯一の自衛策です」。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。