ペットボトルリサイクルは無意味?燃やされる噂の真相と最新データ
回収されたボトルがどのようにして無色透明で無菌の美しいペットボトルへと再生されるのか。最新鋭のペットボトルリサイクル工場処理の流れとペットボトルリサイクルの仕組みを追うと、日本の精密な技術力が浮かび上がります。
- 一次選別・異物除去:回収されたベール(圧縮梱包されたボトル塊)を解体し、金属やガラス、他素材プラスチック、汚れのひどいボトルを手作業および近赤外線光学ソーターで徹底的に除去。
- 粉砕・フレーク化:選別されたボトルをミリ単位の細かな破片(フレーク)に粉砕。
- アルカリ高温洗浄・比重分離:フレークをアルカリ温水で徹底洗浄し、表面の糊や汚れを完全に除去。水に浮く素材(キャップ等)と沈む素材(ボトル本体)を分離。
- 高度除染・ペレット化(メカニカル/ケミカル):高温・高真空下でPET樹脂内部に染み込んだ微小な不純物を分子レベルで揮発・除去し、均一な粒状の再生PETレジン(ペレット)へと加工。
- プリフォーム成型・ブロー成形:再生ペレットを加熱溶融し、試験管のような中間体(プリフォーム)を成型後、高圧空気を吹き込んで新たなボトルへ成形。
最新のメカニカルリサイクル(物理再生)技術やケミカルリサイクル(化学分解再生)の進化により、再生PET樹脂の衛生度・強度はバージンPET(石油由来の新品樹脂)と同等以上の品質基準をクリアしています。