コンビニのアサイーボウルはどこで買える?販売店と売り切れの真相
ネット上で「売ってない」「販売中止になったのか」と疑われる背景には、単なる一時的な人気にとどまらない、サプライチェーンと小売構造の複合的な要因が存在します。
第一の要因は、アサイー原料そのものの世界的な奪い合いです。アサイーの主要原産国であるブラジル・アマゾン流域の収穫量は気候変動の影響を受けやすく、さらに日米や欧州、韓国など世界的なウェルネス需要の急拡大によって、高品質な「グロッソ(最高濃度)規格」パルプの調達競争が激化しています。輸入元の代表格であるフルッタフルッタの供給動向を見ても、メーカー各社の旺盛な引き合いに対して原料割り当てが追いつかない局面が度々発生しています。
第二の要因は、コンビニ店舗における冷凍ケースの「坪効率」問題です。コンビニの冷凍棚は、アイスクリーム、冷凍パスタ・米飯、冷凍総菜、氷など、極めて回転率の高い主力商品で奪い合われています。新規参入である冷凍アサイーボウルに割り振られるフェイス(陳列枠)は、1店舗あたりわずか1〜2列が限界です。店長の発注枠も1日あたり数個から十数個に制限されるケースが多く、1人の熱心なファンが2〜3個まとめ買いするだけで、その日の在庫が即座にゼロになってしまうのです。