お酒の注ぎ方で恥をかかない!ビール・日本酒・ワインの正解マナー
日本酒を徳利(とっくり)からお猪口(おちょこ)へ注ぐ際は、右手で徳利の中央よりやや上を持ち、左手を底近くに添えて傾けます。お猪口の八分目を目安に、あふれないよう穏やかに注ぎ入れるのが基本です。
ここで気になるのが、一時SNSなどで拡散された「徳利の注ぎ口から注ぐのは失礼(注ぎ口以外の丸い部分から注ぐのが正解)」という説です。結論から言うと、これは歴史的・文化的な根拠のない誤ったマナーです。
「注ぎ口は円の切れ目だから縁が切れる」「戦国時代の暗殺で注ぎ口に毒が塗られていた名残」といった俗説が後付けで広まったに過ぎず、全国の酒造組合や陶芸作家も「注ぎ口は酒をきれいに注ぎ、液だれを防ぐために計算されて作られている」と明言しています。作られた本来の形状通り、注ぎ口からまっすぐ注ぐのが最も美しく正しい作法です。