「アサヒる」の元ネタと意味とは?炎上の真相や流行語大賞の歴史を徹底解説
この言葉の知名度を決定づけたのが、2007年末に実施された「第1回 ネット流行語大賞」(未来検索ブラジル主催、ITmedia・ニコニコ動画・2ちゃんねる等が共同企画)です。
ネットユーザーによる一般投票の結果、「アサヒる」は並み居る強豪候補(2位の「初音ミク」、3位の「スイーツ(笑)」など)を圧倒的な得票差で抑え、年間大賞・金賞を受賞しました。
ところが、この結果が発表された直後、既存のテレビや大手新聞各社は流行語大賞のトップ受賞作をほとんど取り上げず、完全に黙殺する姿勢をとりました。ユーキャン新語・流行語大賞がワイドショーなどで大々的に特集される一方、ネット発のムーブメントが主要メディアから徹底して無視されたのです。
このメディア側の対応に対し、ネット上では「自分たちに不都合な事実は存在しないかのように報じない姿勢こそが、まさに『アサヒる』の典型例ではないか」と批判が殺到。皮肉にもメディアの沈黙が火に油を注ぎ、ネット世論とオールドメディアの分断を象徴する大炎上事件へと発展しました。