ふたご座流星群ピーク到達!極大の方角と肉眼で見る観測テクニック
流星が飛び出してくる中心点を「放射点」と呼ぶ。東の空から昇ってくる「ふたご座」の2大輝星、カストルとポルックスの付近にこの放射点が存在する。天文学的な視点で見れば、地球が宇宙空間に漂うチリの帯に突入することで、大気との摩擦熱によってダストが高温の発光気体となり、一瞬の光を残して消え去る現象である。
国立天文台の渡部潤一特別客員教授をはじめとする専門家も、この流星群の安定した出現数と鮮烈な明るさを高く評価している。大気圏に突入するダストの粒はわずかミリ単位の大きさだが、時速十数万キロという超高速で衝突するため、地上からでもはっきりと目視できるほどの輝きを放つ。