ビートルズ『Real Love』奇跡の復活劇!ジョンの遺作と真相
当時、カセットテープには「Free as a Bird」「Real Love」の他に、もう1曲「Now and Then」のデモ音源も含まれていました。1995年当時、3人はこの曲の録音にも着手しましたが、テープに含まれるピアノのバズノイズがジョンの歌声と重なって除去できず、ジョージが音質の低さを理由に作業の中断を提案したため、お蔵入りとなっていました。
それから約30年の歳月を経て、映画監督ピーター・ジャクソンの音響チームが開発したAI音声分離技術「MAL」によってボーカルのみを完璧に抽出することに成功。2026年にポールとリンゴは、生前のジョージが録音したギターテイクを活かし、「ビートルズ最後の新曲」として『Now and Then』を完成させました。
つまり、「Real Love」で培われた「ジョンの遺作デモを4人の音として蘇らせる」という情熱と試行錯誤の歴史があったからこそ、現代の最終章へと物語が結実したと言えます。