時計みたいな花の正体はトケイソウ!花言葉や実がなる理由を徹底調査

時計みたいな花の正体はトケイソウ!花言葉や実がなる理由を徹底調査の見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。

街中で時計みたいな花を見かける機会が増えるのは、初夏の気配が漂い始める5月下旬から10月頃にかけてである。トケイソウは初夏から秋まで次々と新しい蕾をつけて咲き続ける非常に花期の長い植物だ。ただし、1輪の花の命は極めて短く、多くの品種は朝に開花して夕方には閉じてしまう「一日花」である。毎日のように新しい花が入れ替わり立ち替わり咲くため、長期間にわたって咲き誇っているように見えるのだ。

生態面における最大の特徴は、驚異的な生育スピードを誇るつる性植物である点だ。葉の付け根からクルクルとしたバネ状の巻きひげを伸ばし、金網フェンスやネット、周囲の樹木にしっかりと絡みついて上へとよじ登る。最盛期の初夏から盛夏にかけては、1日で10センチ以上もつるを伸ばすことがあり、1シーズンで樹高3〜5メートル、広い壁面を一気に覆い尽くすほどの生命力を見せる。

近年では、夏場の直射日光を遮り室温上昇を抑える「緑のカーテン」として、ゴーヤやアサガオに代わる選択肢として都市部の一戸建てや公共施設でも導入が進んでいる。青々と茂る濃緑色の美しい葉と、次々に咲くエキゾチックな花のコントラストは、景観植物としても圧倒的な存在感を放つ。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。