アイロンの当て布とは?テカリを防ぐ代用品と正しい使い方【2026】

アイロンの当て布とは?テカリを防ぐ代用品と正しい使い方【2026】について分かりやすく解説いたします。専門家の見解をお届けします。

当て布の効果を100%引き出し、衣類を新品のような風合いに整えるには、正しい手順と力加減のマスターが不可欠です。正しいアイロン当て布使い方の基本作法を押さえましょう。

最大の鉄則は、「アイロンを横に滑らせず、上から垂直に置いて優しく押す(プレスする)」ことです。当て布の上からであっても、アイロンを強く押し付けながらゴシゴシと左右に滑らせると、繊維が無理に引っ張られて毛羽立ちや型崩れの原因になります。

スーツスラックス手入れのプロ技ステップ

  1. センタープレス(クリース)のラインを整える:スラックスの両脇の縫い目をきれいに合わせ、アイロン台の上に平らにならします。
  2. 当て布をかぶせる:薄手の手ぬぐい当て布や綿白ハンカチを、シワが寄らないようピンと張って置きます。
  3. スチームを効かせて「スタンプ押し」:アイロン温度設定は「中温(140〜160℃)」に合わせます。アイロンを当て布の上から垂直に乗せ、体重をかけすぎずに2〜3秒キープしてスチームを噴射。浮かせながら次の位置へ移動します。
  4. 熱と湿気を冷ます:アイロンを当てた直後の生地は熱と水分を含んで柔らかくなっています。この状態で動かすと再びシワが定着してしまうため、手のひらで軽く叩いて熱を逃がし、完全に冷めるまで数分間そのまま放置します。

また、ポリエステル当て布や化繊混紡の生地を扱う際は、温度設定を必ず「低温(80〜120℃)」からスタートしてください。温度が高すぎると、当て布を介していても熱が伝わりすぎて生地が波打つ「熱収縮」を起こす危険があります。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。