妊娠後期のぎっくり腰のような痛み!動けない原因と陣痛の見分け方
痛みのピークが臨月(妊娠36週以降)と重なると、「この激痛は陣痛(お産)の始まりなのか」という切迫した疑問が生じます。特に仙骨周辺に痛みが放散する「腰陣痛」と呼ばれるタイプのお産も存在するため、現場での混乱は後を絶ちません。両者を的確に見分けるための基準を以下に整理しました。
鑑別の最大の要は、「痛みに周期的な波があるか」と「お腹の硬化(子宮収縮)が連動しているか」の2点です。「痛くて動けないが、じっとしていれば波は来ない」という状態であれば、筋骨格系のぎっくり腰である可能性が極めて高いといえます。しかし、10分以内(経産婦は15分以内)の規則的な間隔で激痛が押し寄せる場合は、どれほど腰が痛くても陣痛の開始と捉え、直ちに分娩施設へ連絡しなければなりません。