テレビ視聴率崩壊の真相|コアシフトとTver台頭が変えた現在地
Q1:テレビ番組のリアルタイム視聴率は一般人でもリアルタイムで確認できますか?
A1:かつては業界関係者向けの専用端末でのみ閲覧可能でしたが、現在はスイッチメディアが運営する「TVAL now」などのWebサービスを通じて、放送中の番組のリアルタイムな推計視聴データやグラフを一般ユーザーでも手軽に確認できるようになっています。また、ビデオリサーチの公式Webメディア「VR Digest+」や各エンタメニュースサイトでも、週間ランキングや確定速報値が定期的に無料公開されています。
Q2:コア視聴率と世帯視聴率は具体的に何が違うのですか?
A2:世帯視聴率は「テレビを所有する世帯のうち、何%の家庭で該当番組が映っていたか」を測る指標です。一方、コア視聴率は世帯ではなく「個人」を特定し、主に広告主が重要視する「13歳から49歳までの男女」に対象を絞って算出した視聴割合を指します。家族の中で誰が見ているかを判別するため、少子高齢化が進む現代において購買層の動向を正確に把握する絶対的な業界標準となっています。
Q3:ネットで「視聴率大爆死」と叩かれている番組が打ち切られないのはなぜですか?
A3:ネット記事で言及される視聴率の多くは旧来の「世帯視聴率」であり、制作現場や広告主が重視する「コア視聴率」では高水準を維持しているケースが多いためです。さらに、TVerをはじめとする見逃し配信の再生回数が突出して多い場合や、海外プラットフォームへの配信権販売、関連グッズ・イベントの収益で番組単体として黒字化を達成していれば、地上波の世帯数値が低くても打ち切られる理由はありません。