法要は何回忌まで営む?三十三回忌の弔い上げと家族葬マナー徹底解説
近年の冠婚葬祭意識調査によると、法要の参列者を「家族・直系親族のみ」に限定して執り行う世帯の割合は7割を超えています。かつてのように遠方の親戚を毎回招く形式から、身内だけで静かに祈りを捧げるスタイルへと急速にシフトしています。
法事を「家族のみ」にする際の範囲の目安
実務上の目安として、案内状を出す範囲は以下のように整理されます。
- 一周忌・三回忌:故人と直接関わりの深かった兄弟姉妹、子ども、孫まで招くケースが主流。
- 七回忌・十三回忌以降:同居家族や直系の子ども世帯のみに絞り、兄弟姉妹にはあらかじめ「身内のみで執り行う」旨を挨拶状や電話で丁寧に伝えておく形が定着しています。
弔い上げにおけるお布施の最新相場とマナー
通常の年忌法要(一周忌〜十七回忌など)では、お寺へのお布施は3万円〜5万円程度が標準的です。しかし、最後の締めくくりとなる「弔い上げ」の法要では、通常の法要料に加えて、これまで長年供養していただいたことへの謝意、さらに位牌のお焚き上げや合祀(ごうし)の手数料が含まれるため、5万円〜10万円程度を包むのが通例となっています。
これらに加え、僧侶が会場まで足を運ぶ場合の「御車代(5千円〜1万円)」や、法要後の会食(お斎)を辞退された際の「御膳料(5千円〜1万円)」を別途白い封筒に用意するのがマナーです。水引は黒白または双銀の結び切り(関西圏や一部地域では黄白結び切り)を使用します。