自虐史観とは?Ghqや教科書問題の真相と広まった理由を徹底解説
自虐史観の意味をわかりやすく整理すると、「戦前の日本を悪、戦後の日本や戦勝国側を善と決めつけ、自国の歴史の暗部や加害責任ばかりを過度に誇張して教え込む歴史観」に対する批判的な呼称です。自国の歴史を卑下し、肯定的な側面を無視しているというニュアンスを含んだ論争用語として機能してきました。
では、この言葉の由来はどこにあり、いつから社会に定着したのでしょうか。歴史を遡ると、1990年代初頭から東京大学教授(当時)の藤岡信勝氏らが立ち上げた「自由主義史観研究会」や「新しい歴史教科書をつくる会」の活動を通じて広く認知されるようになりました。それ以前の1980年代にも類似の概念は存在していましたが、明確に「自虐史観」というキャッチコピーがメディアや言論空間を席巻したのは1995年前後のことです。
当時、戦後50年の節目に行われた「村山談話」の発表や、従軍慰安婦問題を巡る報道が加熱する中で、「これまでの歴史教育はあまりにも日本を断罪しすぎており、子供たちが祖国への誇りを持てなくなっている」という危機感を持った学者や言論人が声を上げました。これが、言葉が爆発的に普及した決定的な理由です。