山上被告の母は現在どこに?信仰継続の実態と法廷での残酷な決別
事件直後、母親は奈良県内の自宅を引き払い、親族の庇護のもとで潜伏生活に入りました。報道関係者の追跡を逃れるため、各地を転々とする日々を余儀なくされましたが、山上被告の母親の現在の住まいは、関西地方にある親族名義の住居や支援関係者の手配した拠点を中心に置かれています。近隣住民との接触は極力断たれており、日用品の買い物なども限られた時間帯に人目を忍んで済ませるなど、外界から隔絶された隠匿生活が続いています。
経済的には極めて困窮した状況にあります。かつて夫の急死に伴う死亡保険金や不動産の売却益など巨額の資産を有していたものの、その大半を教団への献金に注ぎ込み、2002年には自己破産を宣告されました。現在は高齢者福祉や親族からの細々とした支援を頼りに暮らしており、かつて会社経営者の家庭として何不自由なく暮らしていた面影は完全に消失しています。
世間が最も注視していた「教団との物理的な距離」についても、断絶には至っていません。身を潜める生活の中でも、信徒仲間との連絡や教団のオンライン礼拝へのアクセスなど、細い信仰の糸を保ち続けていることが関係者の証言から確認されています。