ストリートファイター衣装の露出度とMod騒動の真相を徹底解剖
シリーズを牽引するヒロインたちのビジュアルは、ハードウェアの描画能力の向上とともに、単なる「露出の多さ」から「生々しい肉体美の説得力」へとシフトしてきました。その象徴的な事例を追うことで、カプコンのデザイン哲学の変遷が浮き彫りになります。
まず、格闘ゲーム界永遠のレジェンドである春麗の衣装です。『ストII』で初登場した際の青いチャイナドレスと白いブーツ、そして太ももを包むタイツは、鍛え上げられた大腿四頭筋の美しさを際立たせる天才的な記号設計でした。歴代作ではスリットの深さやスパッツの有無が幾度となく議論を呼びましたが、『ストリートファイター6』のデフォルト(Outfit 1)では、優雅な陰陽柄を取り入れた上品なチャイナ風ブラウスにタイトなレギンスパンツを着用。肌の直接的な露出面積を抑えつつも、成熟した女性拳士としての圧倒的なプロポーションとしなやかな脚のラインを強調し、国内外で絶賛を浴びました。
一方、最も劇的なフルモデルチェンジを果たしたのがキャミィのコスチュームです。かつての代名詞であった緑のハイレグミリタリーレオタードから一転、『ストリートファイター6』ではイギリス国旗をあしらったライダースジャケットにスポーツブラ、そしてヒップラインを完璧にトレースするストレッチパンツ(ヨガパンツ)スタイルへ刷新されました。過去の『ストリートファイターV』などで配信されたキャミィの水着コスチュームに見られるストレートな水着露出とは異なり、現代アスリート特有の引き締まった腹筋と臀部の立体感を前面に押し出したデザインは、トレイラー公開直後からSNSで爆発的なバズを巻き起こしました。
さらに異彩を放つのが、ストリートファイター6におけるジュリのコスチュームです。蜘蛛をモチーフにした黒とピンクのレザースタイルに加え、話題となったのが「足指(フットフェティシズム)」を強調した裸足での戦闘スタイルです。追加コスチュームであるストリートファイター6のアウトフィット3の詳細が発表された際も、モコモコの猫耳パーカーにリラックスした部屋着風のインナーという、危険な色気とオフの脱力感を絶妙にミックスしたビジュアルがファンの心を鷲掴みにしました。