朝ドラ初外国人ヒロインの軌跡!シャーロットの現在と抜擢の舞台裏
大抜擢の喜びも束の間、クランクインを迎えた彼女を待ち受けていたのは過酷な現実でした。毎日の睡眠時間を削り、膨大なセリフをすべてローマ字に書き起こして丸暗記する日々。単なるセリフの暗記にとどまらず、日本語独特のニュアンス、イントネーション、時代背景に即した所作まで習得する必要がありました。
当時のドキュメンタリー番組や手記において、シャーロットは「毎晩のようにプレッシャーで涙を流した」と過酷な現場の重圧を告白しています。そんな彼女を精神的・肉体的に支え続けたのが、夫・亀山政春(マッサン)役を務めた玉山鉄二でした。
玉山鉄二は撮影現場で常にシャーロットのリズムを尊重し、彼女が納得いくまでセリフの掛け合いに付き合いました。言葉を超えた役者同士の信頼関係が築かれたことで、劇中の「マッサンとエリー」の深い夫婦愛が嘘偽りのないリアルな輝きを放ち、最高視聴率25.0%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)を記録する大ヒットへと結実したのです。