大相撲「溜席」の全貌!値段・購入法から維持員の謎まで徹底解剖
相撲ファンのみならず一般層の間でも頻繁に混同されるのが、「溜席」と「砂かぶり席」の呼び分けです。結論から言えば、正式名称が「溜席(たまりせき)」であり、その通称・愛称が「砂かぶり席」です。力士の激しい土俵際での攻防によって、文字通り客席まで「土俵の砂が飛んでくる」ことから砂かぶりと呼ばれるようになりました。
両国国技館における溜席の構造を見ると、土俵を取り囲む東西南北にそれぞれ配置されています。土俵の高さ(約54cm)の真下に位置するため、力士を見上げる形となり、テレビ中継では決して味わえない圧倒的なスケール感とスピード感を体験できます。
日本相撲協会が設定する溜席の料金は、本場所の入場券において1席あたり20,000円(税込)に設定されています。2階イス席の数千円や、4人1組で利用するマス席(1マスあたり約4万〜6万円台)と比較しても、1人あたりの単価としては最も高額なカテゴリーに属します。座席は椅子ではなく、専用の「座布団」が1枚敷かれた畳敷き・板敷きのスペースとなっており、足元に余裕があるわけではありません。