大判焼き呼び方全国勢力図!今川焼き・回転焼き・御座候の真相と由来

今注目を集めている 大判焼き呼び方全国勢力図!今川焼き・回転焼き・御座候の真相と由来について、多角的な視点を整理して公開しています。

地域によって全く異なる大判焼きの呼び方の真相を紐解く上で、まず把握すべきは全国的な勢力図です。冷凍食品大手のニチレイフーズが実施した約1万人規模のアンケート調査をはじめとする各種全国調査データによると、全国47都道府県の勢力分布には極めて明確な地理的傾向が存在します。

東日本から北日本にかけて圧倒的なシェアを誇るのが今川焼きです。首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)を中心に、関東北部から東北南部にかけては過半数以上の住民がこの名称を第一選択として挙げています。

一方、近畿地方を中心に西日本で一気に台頭するのが回転焼きと御座候(ござそうろう)です。大阪府、京都府、奈良県、和歌山県などでは「回転焼き」が一般的な総称として定着しているほか、兵庫県姫路市発祥の専門店ブランドである「御座候」がそのまま菓子名として通用するケースが目立ちます。関西出身者が上京した際、「今川焼き」という看板を見て一瞬何の店か戸惑うというエピソードは、東西の言語文化ギャップの典型例です。

そして、全国で最も広い面積に点在し、ある種の「最大公約数」として機能しているのが大判焼きです。中部地方(愛知・静岡・山梨・北陸)、四国全域、中国地方の一部、さらには九州や東北北部まで、東日本・西日本の境界地帯や地方都市を中心に広く浸透しています。

境界線はフォッサマグナ沿い(静岡県・長野県・新潟県付近)および中京圏に位置しており、東日本型の「今川焼き文化圏」と西日本型の「回転焼き・御座候文化圏」が激しく交差するエリアとなっています。

斉藤 蓮

斉藤 蓮

デジタルマーケティングコンサルタント

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。