走行税はいつから導入?年間いくら負担か2026年最新の真相を追う
走行税の導入を阻むもう一つの巨大な障壁が、「走行距離の測り方」に関する技術面とプライバシーの問題です。現在議論されている計測手法には主に以下の2パターンが存在しますが、いずれも致命的な課題を抱えています。
① GPS車載器(OBU)や通信機能によるリアルタイムトラッキング
車両にGPS機器を取り付け、走行ルートや距離を自動送信して課税する方式です。課税の正確性は高いものの、「いつ・どこへ移動したか」という個人の行動履歴を国家が常時監視・把握することになり、深刻なプライバシー侵害の懸念が生じます。憲法が保障する「移動の自由」やプライバシー権を侵害するとして、法曹界や人権団体からも猛烈な反対が予想されます。
② 車検時のオドメーター(積算走行距離計)確認方式
車検時に前回の車検時からのメーター差分を読み取り、まとめて課税する方式です。GPSのような監視リスクはありませんが、メーター改ざん不正の横行、私有地(サーキットや農地内)走行分の控除ができない問題、さらに「2年に1回、数十万円の税金が一括請求される」という家計への急激な資金繰り圧迫が生じます。