圧力鍋おでんの失敗を防ぐ!煮崩れ防止と染み込み黄金比の極意
圧力鍋の性能はメーカーや方式(ガス火用・電気式)によって大きく異なり、内部にかかる常用作動圧力に準じて適正な圧力鍋おでん加圧時間も変動します。一般的なガス火用高圧鍋が80〜140kPaの高圧を誇るのに対し、マイコン制御の電気圧力鍋は安全設計上60〜70kPa前後に設定されているケースが多く見られます。
仕上がりを左右するスープの調合には、素材の旨味を最大限に引き出すおでん出汁黄金比率を採用します。基本の配合比は「昆布・鰹の合わせ出汁 14 : 薄口醤油 1 : みりん 1」に、隠し味として塩少々(出汁1000mlに対し小さじ1/2)。濃口醤油を使うと大根が黒ずみ、出汁の繊細な香りが飛んでしまうため、関西風の上品な薄口醤油をベースに組み立てるのがプロの流儀です。なお、最近の電気圧力鍋おでん人気レシピでは、煮込み中の蒸発水分が極めて少ない特性を考慮し、普通鍋のレシピより水分量を1〜2割減らし、出汁の輪郭をややくっきり立たせる調合が主流となっています。