イチロー生涯年収500億円の真実|日米年俸と引退後も続く驚異の収入源

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引退した元スポーツ選手が直面する最大の壁は「現役時代の収入蒸発」です。しかしイチローの場合、スパイクを脱いで数年が経過した今もなお、銀行口座には毎年自動的に億単位の資金が着金しています。これこそが、MLBの知恵とも言える「ディファード・マネー(契約年俸の繰り延べ払い制度)」のからくりです。

イチローは2007年にマリナーズと結んだ5年9,000万ドルの大型契約において、年俸の一部である計2,500万ドル(約30億円以上)を即座に受け取らず、現役引退後の2026年から分割で受け取る契約条項を盛り込みました。しかも極めて重要な条件として「未払い残高に対して年利5.5%の確定利息を付与する」という破格の金融特約が組み込まれていたのです。

これにより、イチローは2026年以降、2032年までの長期間にわたり、マリナーズ球団から元金と膨らんだ利息を合わせて毎年約400万〜500万ドル(日本円で約6億〜7億5,000万円)を毎年自動的に受け取り続けています。現役を退いてなお、日本のプロ野球の一線級投手の年俸を上回るキャッシュが自動入金される構造を、20代〜30代の時点で設計していたことになります。

さらに、MLBが世界最高のプロスポーツ組織と呼ばれる所以である「メジャーリーグ年金制度」が存在します。MLBの年金は受給資格獲得が実働43日、満額支給条件が実働10年です。イチローは19年間MLBに君臨したため、当然ながら満額受給対象者です。MLBメジャーリーグ年金支給額は、受給開始を62歳まで据え置いた場合、年間21万ドル〜25万ドル(約3,000万〜3,800万円)が死ぬまで毎年支給されます。これに球団幹部としてのイチロー会長付特別補佐の報酬(推定数千万円規模)や、今も継続するユンケル等のアドバイザリー報酬を加えると、イチロー引退後の現在の年収は優に10億円規模をキープしていると分析されます。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。