力士の嫁はなぜ美人ばかり?高年収とタニマチの裏にある結婚の真相
大相撲の歴史を彩ってきた歴代名力士の妻たちを振り返ると、まさに時代の美を象徴する顔ぶれが並ぶ。その系譜は、角界のステータスと世間の関心がいかに高かったかを物語る。
社会現象を巻き起こしたのが、平成初期の若貴ブームに沸いた時代だ。第65代横綱・貴乃花と元フジテレビアナウンサー・河野景子さんの結婚は、トップアスリートと花形女子アナによる世紀のカップルとして連日メディアを独占した。また、第66代横綱・若乃花(花田虎上氏)が元モデルの美恵子さんと結ばれた際も、ファッション誌を飾るような洗練されたビジュアルが大きな話題を呼んだ。
歴代最多の幕内優勝45回を誇る第69代横綱・白鵬(現・宮城野親方)の妻・紗代子夫人は、徳島県の実業家の令嬢であり、学習院出身の気品と抜群の美貌で知られる。横綱昇進前から白鵬を精神的・肉体的に支え続け、国民的横綱の偉業を陰で支えた功労者として相撲ファンから今なお絶大な敬意を集めている。
奇跡の復活劇を遂げた第73代横綱・照ノ富士の伴侶であるツェグメド・ドルジハンド夫人との絆も象徴的だ。両膝の大怪我と内臓疾患により大関から序二段まで転落し、一時は引退を決意した照ノ富士を献身的に支え、再び横綱の座へと押し上げた立役者である。結婚式で見せたその高貴な美しさと強い意志を宿した眼差しは、多くの相撲ファンに深い感銘を与えた。
さらには、名門・佐渡ヶ嶽部屋を切り盛りする女将さん(元大関・琴櫻の娘であり、現大関・琴櫻の母)のように、相撲界の伝統と格式を体現しながら部屋の弟子たちを温かく包み込む、内面から滲み出る美しさを持った夫人たちも角界の確固たる屋台骨となっている。