森永卓郎のがん闘病と現在|ステージ4宣告から最新治療法と執念の記録
原発不明がんに対する一般的な治療は、抗がん剤による多剤併用療法が中心となります。森永氏も当初は標準的な抗がん剤治療を開始しましたが、副作用による体力の消耗と強い倦怠感に直面しました。
転機となったのは、がん組織の遺伝子プロファイリング検査(がん遺伝子パネル検査)を実施したことでした。その結果、免疫チェックポイント阻害薬であるオプジーボ(一般名:ニボルマブ)の奏効が期待できる遺伝的特徴が判明し、保険適用外(自由診療)も含めた綿密な検討の末、オプジーボを中心とした免疫療法へ舵を切ることになりました。
投与開始後、腫瘍マーカーの著しい低下と病変の縮小が確認され、担当医療チームも驚くほどの効果を発揮しました。本人が「オプジーボが私の体に合っていた」と各メディアで語っている通り、分子標的薬や免疫薬が特定の患者に劇的な効果をもたらす「スーパーレスポンダー(著効例)」に近い経過をたどったと推測されます。