麦飯石の水の評判と真相|沖縄で選ばれ続ける理由と盲点を暴く

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どれほど安価であっても、水そのものの品質や安全性が担保されていなければ日常の飲料水として定着しない。「麦飯石の水」のベースとなっているのは、古くから薬石として知られる天然鉱石「麦飯石(ばくはんせき)」の科学的特性だ。

鉱物学の歴史を紐解くと、著名な石薬研究家であった益富壽之助博士(益富地学会館創設者)が、岐阜県加茂郡白川町産の炭酸化作用を受けた花崗斑岩を「麦飯石」と同定し、良質な水をつくり出す石として推奨した記録が残されている。麦飯石は無水ケイ酸(SiO2:約71.2%)やアルミナ(Al2O3:約14.2%)、酸化第二鉄、マグネシア、石灰、ナトリウムなどをバランスよく含有している。

最大の特徴は、岩石の内部が無数のミクロの孔で満たされた多孔質構造にある点だ。スポンジ状の孔が水中の微細な不純物やカルキ臭を吸着する一方で、人体に有用な必須ミネラルをじわりと溶出させる。同社では、最先端のRO膜(逆浸透膜)ろ過によって一度分子レベルまで不純物を除去した超純水に、この麦飯石のミネラル循環層を通すことで、すっきりとしたキレと柔らかな甘みを兼ね備えた軟水をつくり出している。

さらに製造ラインの安全性においては、厚生労働省の法令基準に基づき、国際的な食品安全管理規格であるHACCP(ハサップ)認証を取得。原水から製品出荷に至る全行程で継続的なモニタリングと記録が徹底されており、品質面での不安を科学的に払拭している。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。