飛行機恐怖症の克服法とは?パニックを防ぐ薬の選び方と揺れの対処術
メディアで華々しく活躍する芸能人やトップアスリートの中にも、深刻な飛行機恐怖症を公表している人物は数多く存在します。
タレントの長嶋一茂氏は、現役引退後に発症した重度のパニック障害と飛行機恐怖症について、自著や特番インタビューの中で「飛行機のドアが閉まった瞬間、酸素がすべて奪われたような感覚に陥り、狂乱状態になりかけた」と赤裸々に告白しています。また、KinKi Kidsの堂本剛氏やお笑いコンビ・中川家の剛氏も、パニック症状による移動の苦しみを公に語り、当事者の共感を呼びました。
海外に目を向けても、元オランダ代表の伝説的サッカー選手であるデニス・ベルカンプ氏は極度の飛行機恐怖症から「ノン・フライング・ダッチマン」と呼ばれ、遠征先へ陸路や海路のみで移動したエピソードは有名です。映画監督のウディ・アレン氏も長年にわたり飛行機搭乗を避けてきたことで知られます。
SNSや知恵袋などのコミュニティを検証すると、一般の旅行者からもリアルな声が噴き出しています。
「会社の海外研修が決まり、怖さのあまり退職を本気で考えた」
「離陸時のG(重力加速度)を感じた瞬間、心臓が口から飛び出そうになる」
「CAさんが席を立って作業している姿を見て『まだ大丈夫なんだ』と必死に自分を落ち着かせている」
こうした証言から見えてくるのは、恐怖症を抱える人の多くが「搭乗中の数時間、誰にも異変を悟られないよう一人で極限の緊張と戦っている」という過酷な現実です。周囲に隠そうとすればするほど内圧が高まり、発作を誘発しやすくなります。事前に同行者や客室乗務員へ「飛行機が極端に苦手である」と一言伝えておくだけで、心理的負荷は大幅に軽減されます。