伝説の和製ハーレー「陸王」消滅の真相と2026年現在の中古価値

話題沸騰中の 伝説の和製ハーレー「陸王」消滅の真相と2026年現在の中古価値について、多角的な視点をご紹介しています。

陸王の心臓部として最も広く知られているのが、空冷45度V型2気筒のサイドバルブエンジンです。中でも代表モデルとなった「陸王 RQ750」は、戦前の750ccモデルを改良し、戦後日本の道路を支え続けた傑作として知られています。

当時の陸王が誇った主要モデルのスペックと設計思想を、以下の比較データで確認してみましょう。

モデル名排気量・エンジン形式最高出力 / 車両重量当時の位置付けと特徴陸王 RQ750(代表モデル)747cc 空冷45度V型2気筒 SV22ps / 4,000rpm
約230kg白バイや実用車として普及。低速トルクと独特の排気音が魅力の主力機。陸王 VFD 1200(大排気量型)1,208cc 空冷45度V型2気筒 SV約30ps / 3,700rpm
約260kg(単車時)サイドカー運用を主眼に開発。圧倒的な牽引力を持つ最重量級モデル。陸王 FB型(中型単気筒)349cc 空冷単気筒 OHV14ps / 5,000rpm
約165kg新興勢力に対抗すべく投入された近代化モデル。OHV機構を採用した意欲作。ホンダ ドリームSA型(参考:ライバル車)246cc 空冷単気筒 OHV10.5ps / 5,000rpm
約145kg軽量・俊敏で扱いやすく、当時の庶民や小規模事業者に爆発的ヒット。

手動進角装置やフットクラッチ、ハンドチェンジといった戦前の操作系を色濃く残すRQ750は、現代のバイクとは全く異なる操縦感覚を要求します。しかし、ロングストローク設計が生み出す低回転域の粘り強いトルクと、独特の三拍子に近い排気音は、後世のライダーたちを魅了し続ける原動力となっています。

斉藤 蓮

斉藤 蓮

デジタルマーケティングコンサルタント

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。