Due Toの使い方|文頭Ngの真相とBecause Ofとの違い
インターネット上の英語解説サイトで散見される誤情報のひとつに、「due toは書き言葉専用であり、口語では決して使われない」という言説があります。これも半分正しく、半分は明確な誤解です。
確かに親しい友人同士のカジュアルな雑談で「I was late due to heavy traffic.」と発言するのは過度に硬い印象を与えます。口語の日常会話であれば「because of」や「because there was a lot of traffic」と表現するのが自然です。しかし、企業のプレスカンファレンス、決算説明会(Earnings Call)、あるいはニュースキャスターの原稿といった「公の場でのスピーキング」においては、due toは極めて高い頻度で口頭発信されています。
つまり、境界線は「書くか話すか(Written vs Spoken)」ではなく、「フォーマルかインフォーマルか(Formal vs Informal)」というレジスター(使用域)の違いです。公式発表の場であれば、口頭であってもdue toを用いることに何ら不自然さはありません。