コロナウイルス致死率の現在地|インフル比較と年代別リスクの真実

コロナウイルス致死率の現在地|インフル比較と年代別リスクの真実を徹底追究! 知っておきたい トピックの裏側を分かりやすく展開します。

長年議論されてきた「コロナはインフルエンザと同等になったのか」という問いに対し、数字は極めて明確な回答を示しています。結論から言えば、「現役世代以下ではインフルエンザと同等かそれ以下だが、後期高齢者においては依然としてインフルエンザ以上の脅威」という非対称な構造が定着しています。

項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価全年齢の致死率コロナ:約0.05%〜0.09%
インフル:約0.01%〜0.05%季節性呼吸器感染症の標準値全体平均の数値はほぼ同等のオーダーに接近している。60代未満の致死率0.01%未満(極めて稀)一般的な風邪〜軽症感染症現役世代が重症化・死亡に至る確率は極小化された。80代以上の致死率コロナ:約1.2%〜1.8%
インフル:約0.5%〜0.8%高齢者肺炎リスク水準高齢層ではコロナの致死リスクがインフルの2〜3倍残存。伝播力・実効再生産数オミクロン派生株はインフルの2倍以上インフルエンザR0=約1.3感染規模の母数が大きいため、総死亡者数は多くなりやすい。

コロナとインフルエンザの致死率比較において最も留意すべきは、「割合」と「絶対数」の乖離です。感染者一人あたりの死亡確率が季節性インフルエンザに近づいたとしても、オミクロン株以降の伝播力は依然としてインフルエンザを凌駕しています。分母となる年間感染者数が膨らめば、必然的に生じる死亡者の絶対数もコロナの方が多くなるという計算構造が存在します。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。