センターパートのイラスト描き方完全攻略!プロが明かす垢抜けの法則
正面顔では綺麗に描けても、角度がついた途端に破綻しやすいのがセンターパートの難所です。特に横顔(プロファイル)を描く際は、正面からは見えなかった奥行きと頭蓋骨の傾斜がダイレクトに露わになります。
横顔におけるセンターパートの極意は、「おでこと前髪の間に明確な三角形の隙間を作ること」です。横から見たとき、額の最も高い位置から前髪の根元が前方に飛び出し、鼻先の手前で内側へカーブを描いて戻る「くの字」あるいは「逆C字」の空間を意識します。この空間がないと、横顔の立体感が失われ、顔の側面に髪が貼り付いたような不自然な絵面になってしまいます。
また、アオリ(下からの構図)では前髪の内側(裏地)と額の生え際が露出し、フカン(上からの構図)では頭頂部の分け目とつむじの広がりが視界の大半を占めます。フカン構図では、分け目を一本の線として描くのではなく、左右の髪がジグザグに噛み合うような「千鳥格子状の毛束の重なり」を描き込むことで、圧倒的な密度のリアリティを生み出すことができます。