公明党と政教分離の真相|創価学会との関係が合憲とされる法的根拠
Q1:公明党に投票することは、創価学会への布教活動に協力したことになりますか?
A1:法的にはなりません。公明党は公職選挙法に基づき活動する世俗の政党であり、公明党の公約への賛同や投票行為は純粋な政治的意思表示(参政権の行使)です。ただし、選挙運動を熱心に行う支持者の側には信仰心の発露という側面が内在している場合があり、それが受け手側の違和感につながるケースは見られます。
Q2:憲法20条1項の「政治上の権力を行使してはならない」とは、具体的に何を禁じているのですか?
A2:宗教団体自身が、裁判所のように人を裁いたり、税務署のように税金を徴収したり、警察のように逮捕権を行使したりする「国家の統治権」を行使することを禁じています。議会制民主主義に基づき、選挙で選ばれた議員が国会で法律を制定したり、大臣として公務を執行したりする行為は、国権の正当な行使であり、この禁止条項には該当しません。
Q3:自公連立で公明党が大臣ポストを持つことは、憲法上問題ないのですか?
A3:内閣法制局の解釈上、全く問題ありません。国務大臣は首相によって任命される国家の公職であり、公明党所属の議員であっても、その職責は内閣の一員として行使されます。創価学会という宗教法人が大臣ポストに就任して命令を下しているわけではないため、政教分離の原則に抵触することはありません。