ナスの更新剪定で秋ナスが大豊作!失敗しない切り戻しと根切りの極意

ナスの更新剪定で秋ナスが大豊作!失敗しない切り戻しと根切りの極意にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

更新剪定で最も多く寄せられる不安が、「どこまで深く切っていいのか分からない」「切りすぎて枯らしてしまいそう」という声です。ここからは、プロの農家も実践するナス更新剪定の失敗しない切り方を具体的に解説します。

作業の基本は「全体の丈を株の1/2から1/3まで大胆に切り詰める」ことですが、闇雲にノコギリやハサミを入れるのは危険です。以下のナスの側枝の切り落とし基準を厳守してください。

まず、株の骨格となっている主枝(2本仕立てまたは3本仕立てにしているメインの太い枝)を確認します。主枝から外側へ伸びている側枝のうち、すでに実を収穫し終えた枝、下垂している枝、株の内側に向かって混み合っている枝を根元付近から切り落とします。

そして最も決定的な鉄則が、「切断部のすぐ下側に、青々とした元気な本葉を必ず1枚から2枚残す」というルールです。もし葉を1枚も残さずに丸坊主(完全な棒状)にしてしまうと、光合成による蒸散流が完全にストップし、根から水を吸い上げることができなくなって株が窒息死します。この残した葉が呼び水となり、葉の付け根(葉腋)にある潜伏芽から力強い新芽が押し出されてきます。

病気の侵入を防ぐため、剪定バサミはあらかじめ消毒用エタノールや熱湯で殺菌しておき、切り口は雨水がたまらないよう斜め45度にスパッと切るのがプロの現場作法です。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。