榮倉奈々の若い頃が可愛すぎる!伝説の時代から現在までの軌跡

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女優としての転機となったのは、2008年のNHK連続テレビ小説『瞳』でのヒロイン抜擢でした。ストリートダンスに情熱を注ぐ一本気な主人公・一本木瞳役を演じるため、長かった髪をばっさりとカット。過密な撮影スケジュールと連日のダンス特訓に真正面から立ち向かった経験が、女優としての覚悟を強固なものにしました。

そして翌2009年、水嶋ヒロや佐藤健らと共演したフジテレビ系ドラマ『メイちゃんの執事』で東雲メイ役を熱演。ショートヘアに制服という愛らしいビジュアルとコミカルかつ健気な演技は社会現象となり、「奈々ちゃんカット」を真似て美容室へ駆け込む女子が急増しました。映画『余命1ヶ月の花嫁』(2009年)では、乳がんと闘う主人公を演じるため実際に髪をバリカンで剃り落とすなど、徹底した役作りで観客の涙を誘い、第33回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しています。

さらに、彼女のキャリアと人生において決定的な作品となったのが、2014年の湊かなえ原作ドラマ『Nのために』(TBS系)です。過酷な運命に翻弄されながらも前を向く主人公・杉下希美役を熱演し、その重厚な演技で視聴者を圧倒しました。

本作で共演したのが、後に生涯のパートナーとなる賀来賢人でした。極限状態の心理戦を演じるなかで生まれた互いへの深い信頼感は、撮影終了後に交際へと発展。2016年8月の結婚発表時には、ドラマファンのみならず日本中から祝福の声が寄せられました。若い頃の瑞々しい挑戦の数々が、公私ともに豊かな実を結んだ象徴的なエピソードです。

前田 葵

前田 葵

サステナビリティ研究家

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。