二宮和也の妻・伊藤綾子の現在|元アナから2児の母へ歩んだ激動の真実
結婚発表時、公式文書において伊藤綾子の名前は明記されず、「一般女性」と記されました。かつて全国ネットで帯番組を持っていた看板アナウンサーが、なぜそのような形で扱われたのか。その背景には、2018年3月に彼女自身が決断した芸能界完全引退の経緯があります。
伊藤綾子は秋田放送の局アナ時代からローカル局の枠を超えた美貌で知られ、2007年にフリー転身のため上京。大手キャスター事務所のセント・フォースに所属し、日本テレビ系『news every.』などの看板キャスターとして順風満帆なキャリアを歩んでいました。しかし、2016年の交際発覚以降、有料ファン向けブログに掲載していた写真(二宮の出演作ポスターの写り込みや、お揃いのグッズ、二宮の好物料理の投稿など)が「交際をアピールしている(いわゆる匂わせ行為)」として猛烈なバッシングの標的となります。
事務所関係者の回想によると、毎日のように殺到する抗議電話やネット上での激しい誹謗中傷は、彼女の精神を深く削っていきました。出演していたレギュラー番組の降板が相次ぎ、社会的影響の大きさを痛感した伊藤は、2018年3月末日をもって所属事務所を退所。「メディアに関わる仕事からいったん離れたい」という本人の強い意志を受け入れた契約終了であり、実質的な芸能界引退宣言でした。
世間では「二宮と結婚するために事務所を辞めた」と見なされがちですが、実際には過熱する報道合戦から身を引き、自分自身のプライバシーとパートナーの立場を守るための「苦渋の防衛策」でもありました。自らの看板やキャリアを完全に手放す覚悟を示したことが、結果として二宮が結婚を決断する最大の引き金になったとも伝えられています。