小芝風花の実写『魔女の宅急便』秘話|賛否両論から現在の大ブレイクへ
小芝風花さんが映画『魔女の宅急便』の主演に決定したのは2013年春のことでした。2011年に「イオン×オスカープロモーション ガールズオーディション2011」でグランプリを獲得し、2012年のドラマ『息もできない夏』で女優デビューを果たした彼女にとって、本作は映画初出演にして初主演という極めて重い大役でした。
キキ役の選考は、約500人が参加した大規模なオーディション形式で実施されました。制作陣が求めていたのは、擦れていない純朴さと、困難に立ち向かう強い意志を宿した瞳です。小学3年生から打ち込んできたフィギュアスケート仕込みの体幹と負けず嫌いな性格、そして飾らない笑顔が審査員の目を引き、満場一致で抜擢が決まりました。
当時16歳だった小芝さんは、決定の一報を受けた瞬間に歓喜の涙を流したと当時の会見で語っています。しかし、その喜びの直後から、国民的知名度を誇る巨大IPを背負う重圧と向き合う日々が幕を開けました。