火災報知器の外し方と緊急対処法|突然の警告音を止める正しい手順
天井に密着している火災報知器は、一見するとネジで固定されているように見えます。しかし、一般的な住宅用火災警報器の本体は、天井に固定された「取付ベース」と呼ばれる板状のパーツに爪で嵌合している構造が一般的です。
作業時は必ず安定した踏み台を使用し、バランスを崩さない体勢を確保してください。主要メーカーであるパナソニック製とホーチキ製では、わずかな構造の違いがあるものの、基本的なメカニズムは共通しています。
火災報知器 パナソニック 外し方のポイント
パナソニック製の代表モデル(けむり当番、ねつ当番シリーズなど)は、本体を両手または手のひら全体で天井側へ軽く押し付けながら、反時計回り(左方向)に約15度〜30度ほど回転させます。カチッと爪が外れる手応えとともに、本体が取付ベースから手前に外れます。本体を落とさないよう両手で支えながらゆっくり降ろしてください。
火災報知器 ホーチキ 取り外しのポイント
ホーチキ製(SSシリーズなど)も同様に、反時計回りに回すことでロックが解除される仕様が標準的です。ただし、一部の防犯・脱落防止機構付きモデルでは、本体側面に小さな解除レバーやロックピンが設けられているものがあります。その場合はマイナスドライバーや指先でレバーを軽く押し込みながら、反時計回りに回転させる必要があります。
ここで重要なのが火災報知器 取付ベース 回し方の勘違いです。天井に残るベースプレート自体は木ネジで石膏ボードや天井下地にしっかりと留められています。「本体ごとベースごと回そう」として力任せに捻ると、石膏ボードが削れてネジ穴が破壊され、再設置が不可能になります。回すのは「手前の機器本体のみ」であることを厳守してください。
本体をベースから外すと、裏側から細い電源コード(リチウム電池と基板を繋ぐコネクタ)が接続されています。警告音を物理的に遮断したい場合は、この樹脂製コネクタのツメをつまみ、引き抜くことで完全に沈黙させることが可能です。