エリア51とロズウェル事件の真相|機密解除文書が明かすUfo神話の正体
1990年代半ば、世界中のテレビ番組でセンセーショナルに放映され、日本でも社会現象となった「エイリアン解剖フィルム」。1947年にロズウェルで回収された異星人の遺体を軍医が執刀・解剖しているとされる白黒映像は、多くの人々に「決定的な物的証拠」として信じ込まれました。
しかし、この映像は2006年、フィルムの仕掛け人であった英国の映像プロデューサー、レイ・サンティリ氏自身によって特撮を用いた偽造であったことが正式に告白されました。特殊効果アーティストのジョン・ハンフリーズ氏が羊の内臓やマネキンを用いて造形したフェイク映像であり、撮影場所もロンドンのアパートの一室でした。
インターネット上の掲示板やSNSでは、こうしたすでに破綻した捏造証拠や、過去のテレビ特番の演出が「消去された真実」として再拡散されるケースが後を絶ちません。ロズウェル事件の真相を探る上で重要なのは、出所不明のリーク動画や匿名証言ではなく、公文書館で閲覧可能な一次公文書と、当時の科学技術水準に基づいた冷徹なファクトチェックです。