伊勢神宮参拝の決定打!外宮から巡る理由と2026年混雑回避術
参拝後の最大の楽しみといえば、宇治橋から五十鈴川に沿って約800メートル続く「おはらい町」と、その中ほどに伊勢路の江戸・明治期の町並みを再現した「おかげ横丁」の散策です。観光客で熱気にあふれるこのエリアにおいて、現場で圧倒的な支持を集めている逸品を「おはらい町 食べ歩き ランキング」として独自取材のもと総括しました。
第一位に君臨するのは、やはり創業300年を超える老舗「赤福本店」の銘菓です。お土産用の箱入りも定番ですが、店内の座敷で五十鈴川のせせらぎを聞きながら味わう番茶付きの「赤福餅」は格別の柔らかさを誇ります。さらに夏季限定の「赤福氷」や冬季の「赤福ぜんざい」は、季節ごとの名物として長蛇の列を生み出します。毎月1日のみ早朝から限定販売される「朔日餅(ついたちもち)」を求め、全国から熱心なファンが前夜から集結する光景は伊勢の風物詩です。
続いて見逃せないのが、「おかげ横丁 おすすめグルメ」の代表格である「豚捨(ぶたすて)」の和牛コロッケとミンチカツです。創業明治42年の老舗精肉店が手掛けるコロッケは、1個数百円という手頃な価格でありながら、黒毛和牛の旨味と粗挽き玉ねぎの甘みが凝縮されており、揚げたての衣の香ばしさが参道に漂います。「牛肉にこだわりすぎて豚を捨てた」というユニークな店名の由来とともに、食べ歩きの必須アイテムとして定着しています。
さらに、地元三重の郷土料理として外せないのが「伊勢うどん」です。たまり醤油に鰹節やいりこの出汁を合わせた濃厚な黒いタレに、茹で時間約1時間とも言われる極太のやわらかい麺を絡めて食すスタイルは、長旅で疲弊したお伊勢参りの旅人の胃腸を労わるために生まれた知恵とされています。おはらい町の「ふくすけ」などで提供される一杯は、見た目の濃さに反して塩分が控えめで、まろやかな出汁の甘みとネギの爽やかさが絶妙な調和を見せます。近年はこれらに加え、松阪牛の霜降り握り寿司や、伊勢志摩の海産物を用いた「ひもの」の試食販売など、多種多様な食の選択肢が訪問者の舌を楽しませています。