外輪差とは?バック駐車で前方を擦る原因と内輪差との違いを徹底解説

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Q1:外輪差と内輪差では、どちらのほうが事故の発生件数が多いですか?
A1:道路上での歩行者や自転車の巻き込み事故という観点では「前進時の内輪差」が社会的に重大視されますが、駐車場や車庫入れなどの構内自損事故・車両相互接触事故に限ると、「後退時の外輪差」によるフロントバンパーやフェンダーの擦り事故が極めて高頻度で発生しています。特にサンデードライバーや乗り換えたばかりの大型車で頻発する傾向があります。

Q2:最新の車に搭載されている衝突被害軽減ブレーキは、バック中の外輪差による接触も止めてくれますか?
A2:完全には防げないケースがあります。現在の駐車支援ブレーキ(パーキングサポートブレーキ等)は、車両の進行方向(前後)にある障害物をソナーで検知して作動するものが主流です。旋回によって「車体前方側面が円弧を描いて外側へスイングしていく動き」に対しては、超音波センサーの検知範囲から外れる角度があり、衝突直前まで警告が鳴らない場合があります。電子制御を過信せず、目視確認が必須です。

Q3:バック駐車で外輪差を気にしなくて済む、最も簡単なアプローチ方法はありますか?
A3:駐車枠に対して、進入する初期段階で「可能な限り車体を枠に対して直線に近い角度(45度以上)まで傾けてからバックを開始する」ことです。通路幅が許す限り、あらかじめ頭を振って車体を枠の入り口に真っ直ぐ近づけておけば、バック時にステアリングを大きく切る必要がなくなるため、外輪差の発生量そのものを最小限に抑え込むことができます。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

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