革マル派の現在と実態|中核派との違いや拠点を公安データから徹底解明

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新左翼の二大党派として並び称される「革マル派」と「中核派」ですが、その性格、活動スタイル、組織文化は対照的です。両派の根本的な違いを理解することは、戦後日本の治安史や学生運動史を整理する上で欠かせません。

比較項目革マル派(革命的マルクス主義派)中核派(全国委員会)公安当局・専門家の分析指導者・理論的支柱黒田寛一(反スターリン主義・組織建設論)本多延嘉(武装蜂起・前衛党直接指導論)理論構築の革マルに対し、アジテーション重視の中核活動スタイルと基本方針組織潜入型・情報戦重視(他流試合論・潜伏工作)街頭武闘型・直接行動重視(テロ・ゲリラ闘争)革マル派は権力との直接衝突を極力回避する傾向公然拠点・機関紙解放社(東京都新宿区早稲田鶴巻町)/『解放』前進社(東京都江戸川区松島)/『前進』双方とも都内に巨大な印刷・出版拠点を維持推定構成員数(2026年概況)約4,000人(公安調査庁推計公称含む)約4,500人(公称・同調勢力含む)幹部・活動家の高齢化と後継者不足が共通課題

1970年代から1980年代にかけて、両派は「内ゲバ」と呼ばれる熾烈な殺戮戦へ突入しました。1975年、革マル派は埼玉県川口市のマンションに潜伏していた中核派トップの本多延嘉書記長を襲撃・殺害。これに対し中核派も報復として革マル派の幹部や活動家を次々と急襲し、鉄パイプやバールを用いた襲撃により双方で100名以上の死者と数千人に及ぶ重軽傷者を出すという、近代日本治安史上稀に見る凄惨な抗争が繰り広げられました。

中核派が火炎瓶や迫撃弾を用いた派手なゲリラ事件を起こす一方で、革マル派は対立組織や警察無線の「組織的盗聴」や内部情報奪取に長けており、冷徹で緻密な情報収集活動を武器に敵対勢力を追い詰めていった点に大きな特徴があります。

森 瞳

森 瞳

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

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