偏差値40はどのくらい?上位84%の衝撃実態と逆転合格のリアル

偏差値40はどのくらい?上位84%の衝撃実態と逆転合格のリアルとはどんな影響があるのか? 専門的な分析を簡潔に解説します。

ネット上の匿名掲示板やSNSでは、「偏差値40以下の大学はすべてFラン」といった乱暴なレッテル貼りが散見されます。しかし、大学入試の現場における定義と実態はまるで異なります。

本来の「Fランク大学(ボーダーフリー=BF)」とは、大手予備校の河合塾が定めた「不合格者が極めて少なく、合否のボーダーライン(合格可能性50%のライン)を設定できない大学」を指します。志願者数が定員を大幅に下回り、出願すれば誰でも合格できる無選抜状態の教育機関こそが正確な意味でのFランです。

一方、偏差値40大学レベルに位置する大学には、明確な選考基準と競争が存在します。代表的な偏差値40行ける大学のカテゴリーとしては、首都圏の大東亜帝国(大東文化大学・東海大学・亜細亜大学・帝京大学・国士舘大学)の一部学部系統や関東学院大学、関西エリアでは摂神追桃(摂南大学・神戸学院大学・追手門学院大学・桃山学院大学)の下位・中堅学部、地方有力私立大学の文系学部などが該当します。

これらの大学群は、年内入試(総合型選抜・学校推薦型選抜)の普及によって定員の半分以上をすでに早期確保しているケースが多く、一般選抜枠の縮小に伴って入試倍率は2倍から3倍を超えることも珍しくありません。過去問対策を怠れば普通に不合格となるシビアな実質競争が繰り広げられており、書類さえ出せば通過するFランクとは明白な境界線が引かれています。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。