ワイヤレスマウスが動かない?ランプ点灯でも無反応な原因と解決法
多くのユーザーを悩ませるのが、「マウスのLEDランプは光っているのに、画面上のカーソルだけが動かない」という現象です。この状況が発生する最大の要因は、「LED点灯に必要な電圧」と「センサー・無線通信チップを安定稼働させるための電圧」にギャップが存在することにあります。
乾電池駆動のマウスでは、公称電圧1.5Vのアルカリ乾電池が消耗して1.1V〜1.2V程度まで低下した状態でも、低消費電力のインジケーター用LEDは赤く点灯し続けます。しかし、マウス内部の光学センサーや高周波を発信する無線回路は動作を停止するため、「ワイヤレスマウスの電池はあるように見えるのに動かない」という一見矛盾した状態が生じます。新品の乾電池への交換、あるいは充電式モデルにおける定格電圧を満たす充電ケーブルでの完全充電が最優先の対処法となります。
もう一つの盲点は、マウス裏面のトラッキングセンサーと接地面の相性です。赤色LED方式や不可視レーザー方式のマウスは、光沢のあるガラステーブル、透明なデスクマット、反射率の高い白色デスクの上では光の散乱・屈折を正確に検知できません。マウス底面のセンサー窓にホコリや髪の毛が挟まっていないかを確認し、無地のA4用紙や布製マウスパッドの上で動かして反応をテストしてください。なお、レーザー式マウスの一部は人間の目に見えない波長を使用しているため、「ワイヤレスマウスのレーザーが光らない原因」を調べる際は、故障ではなく仕様である可能性も念頭に置く必要があります。