腓骨筋腱炎のテーピング完全ガイド!外くるぶしの痛みを防ぐプロの固定術を詳しくリサーチ! 知っておきたい 重要ポイントを凝縮して配信します。
腓骨筋腱炎と一口に言っても、損傷しているのが「長腓骨筋」なのか「短腓骨筋」なのかによって、痛むピンポイントの位置や負荷がかかる動作、テーピングの微妙な力加減が異なります。この2つの腱は走行ルートが異なるため、自身の痛みの発生源を正しく識別することが最短回復への第一歩となります。
項目短腓骨筋腱炎(Brevis)長腓骨筋腱炎(Longus)編集部の見解・臨床評価主な停止部(腱の着地点)第5中足骨基部(足外側の出っ張った骨)内側楔状骨・第1中足骨基部(足裏を横断)解剖学的に長腓骨筋は足裏のアーチ形成に深く関与する痛みの主座外くるぶしのすぐ下〜第5中足骨付近外くるぶしの後方〜立方骨結節・足底短腓骨筋炎は小指側の骨に近い局所痛として感知されやすい発症しやすい動作急激な切り返し、内反捻挫の受傷直後長距離ラン、つま先立ちでの強い蹴り出し長腓骨筋はマラソン後半の下垂足防止で酷使されやすいテーピング重点ポイント第5中足骨基部を包み込み、外反方向へ誘導足裏のアーチを引き上げ、長腓骨筋腱溝を保護短腓骨筋炎は牽引骨折予防、長腓骨筋炎はアーチ保持が鍵併発しやすい合併症ゲタ骨折(下駄骨折)、腱の縦断裂足底腱膜炎、外側縦アーチの破綻小指の付け根を押して激痛がある場合は即座にX線撮影を推奨
短腓骨筋腱炎のテーピングでは、第5中足骨基部(足の外側中央にある骨の出っ張り)にかかる牽引力を弱めるため、小指の付け根から外くるぶしを通ってすねの外側へ向けてテープを「下から上へ」強めに引き上げる貼り方が効果的です。一方、長腓骨筋腱炎のテーピングでは、腱が足裏へと潜り込む立方骨周囲の沈み込みを防ぐため、土踏まずの横アーチを真下から外くるぶし後方へと吊り上げるテンション設計が重視されます。