側弯症でやってはいけないこと|悪化を防ぐNg習慣と最新改善法
「側弯症と診断されたらスポーツを諦めなければならないのか」という悩みは、患者やその保護者から最も多く寄せられる相談の一つです。日本側弯症学会の臨床統計や指導指針によれば、適度な全身運動は心肺機能と筋力を保つために不可欠である一方、特定の種目には慎重な判断が求められます。
側弯症でやってはいけない運動、あるいは指導者の厳密な管理が必要な種目として、極端な背中の反りを繰り返す「器械体操」「新体操」「フィギュアスケート」、および強烈な片側回旋を伴う「過度なゴルフスイング」「重いウエイトリフティング」が挙げられます。これらは脊椎の非対称な疲労骨折(脊椎分離症など)を併発しやすく、カーブの急激な進行を誘発する恐れがあります。
一方で、浮力によって関節負荷を軽減しながら全身の筋持久力を養える「水泳」や、左右対称な歩行動作である「ウォーキング」、理学療法士監修のピラティスなどは、特発性側弯症の進行防止を支える補助的な運動として推奨されます。