小池百合子は何もしてない?3期目都政の実績検証と批判の真相

小池百合子は何もしてない?3期目都政の実績検証と批判の真相の真相について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

小池都政への批判が近年特に先鋭化しているのが、巨額予算の使途と大規模都市開発のあり方です。その象徴が、新宿の東京都庁第一本庁舎で開始されたプロジェクションマッピング事業です。

事業費として当初の約9.5億円から関連事業を含め総額48億円規模に膨らんだこのプロジェクトに対し、都民やSNSからは猛反発が巻き起こりました。「ギネス世界記録に認定された」と胸を張る都側に対し、現場を訪れた都民や観光客の反応は冷ややかでした。 「毎晩ビルに光を当てるためだけに何十億円も使うなら、物価高に喘ぐ低所得層の支援や給食費の完全無償化に回すべきではないか」 こうした声は知恵袋やX(旧Twitter)上で爆発的に拡散し、「中身のない電飾パフォーマンスに血税を垂れ流す知事」という強烈なネガティブイメージを定着させました。

さらに世論の怒りに火をつけたのが、神宮外苑地区の再開発事業です。100年かけて市民の手で育てられてきたイチョウ並木や緑地を伐採し、高層ビルや新球場を建設する計画に対し、作家や文化人、環境保護団体のみならず、生前の音楽家・坂本龍一氏が反対の手紙を託したことでも国際的な注目を集めました。都側は「事業者は民間であり、都は法令に基づいて認可しただけ」という姿勢を崩さず、都民に対する丁寧な直接対話を避けているように映ったことが、「市民の声を無視して開発利権を優先している」という強い不満へと直結しました。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。